気難しい経営者との話


金融機関に勤務していた頃はいろんな経営者と話しをさせて頂きました。経営者にはいろんなタイプの方がいらっしゃいますが、中でも口数が少なく、気難しい経営者への訪問は自然と足が遠のいてしまうものです。しかし、私はそういった経営者にはある目的を持って訪問していました。それは従業員をうまく活用するヒントをもらうためです。
ある建設会社の経営者の話。建設業界は男社会で一癖も二癖もある職人を活用していかなければなりませんので、経営者は力で統率していくというイメージがあったのですが、よくよく話を伺うと、実に細かい配慮をもって職人を活用していることが分かりました。その経営者によれば、
・相性が悪い職人同士は一緒の現場にしない
・出来る職人、出来ない職人を一律に扱ったらうまくいかない。性格がみんな違うので適正に応じて仕事を割り振る
・今の時代の若者は耐えることを知らない。でも我々はそういう人を使っていかなければならないことを理解する

そうゆう風に話をうかがうと、人材活用で悩んでいるのは自分だけではないということに気づかされます。


PAGE TOP