医療機関の倒産が増加しています。近年の物価高が主な要因になっていると言われています。
医療機関は公定価格に基づき収入が決められていますので、仮にコスト高になっても民間企業のようにそれを価格転嫁することができないわけです。よって利益だけが圧迫されることになります。介護分野、障害福祉分野、保育幼児教育分野なども同じように公定価格により収入が決められている分野です。
では現状打開策としてどんな方法が考えられるでしょうか。
まずは金融機関からの借り入れによって資金繰りを安定させることです。その上で自助努力による経営改革を実行します。例えば、役員報酬の引き下げ、不稼働資産の売却、生産性向上による業務効率化などが考えられるでしょう。金融機関も20~30年前であれば医療機関に対する貸出は旺盛でしたが、今となっては医療機関に対する融資は慎重になっています。医療機関も企業経営の視点が重要になっています。
